HOME > ニュースページ > 国際 > 詳細

【世界が見た中国】中国 模倣品の代償

2014年06月11日

【新唐人2014年6月11日】6月9日付けの世界メディアの中国関連報道を見てみましょう。まずはニューヨークタイムズの報道です。中国ではコピー製品が至る所で見られますが、これは現代中国人のモラルと信用の欠如を物語るもので、根を掘ると根源は共産党政府自身のモラルと信用の欠如に由来するものです。例えば、当局が企業の開発と投資を励ます政策を打ち出した結果、深刻な環境汚染を招きました。しかし、当局はその責任をすべて企業に押し付けます。この種の責任逃れから分かるように、信用が全くないのです。

 

英「ロイター通信」

中国 5月の輸出増加 輸入は予想外の減少

 

次は、ロイター通信の報道です。中国税関当局の発表によると、5月の輸出は前年同月比7%増加しましたが、輸入は4月の0.9%増加から,5月は1.6%減となりました。ロイヤルバンク・オブ・スコットランド(RBS)のエコノミストは、輸入が示唆する内需の弱さは、成長支援策に対する圧力を高め続ける可能性があると指摘しています。

 

「RT ネットワーク」

中国各地の欧風の模倣タウン

 

RTネットワークの報道です。中国の模倣品やコピー製品は贅沢品だけに限られたものではありません。いまや世界各地のランドマークや有名建造物さえも中国で模倣品が造られています。フランスのエフェル斜塔、アメリカのホワイトハウス、イタリアのピサの斜塔はもちろんのこと、ニューヨークのマンハッタンの町並みさえも、中国で見る事ができます。これらのニセ建造物は物議をかもし、提訴されたケースもあります。

 

香港「アップルデイリー」

寺を解体し「行宮」を建設 尼僧と僧侶を同居迫る当局

 

香港「アップルデイリー」の報道によると、江西省南昌市西湖区政府が、都市発展の名目で、区内の尼寺と寺院2カ所を合併して、新たな寺を建て、「南海行宮」と名付けるそうです。さらには、僧侶と尼僧を同じところに住まわせるとのことですが、僧侶たちの猛烈な反対に遭っています。僧侶と尼僧は同じところに住んではならず、そのうえ「行宮(あんぐう)」というのは道教の名称で、仏教の寺は「宮」)ぐう)と呼んではならないそうです。

 

 

新唐人テレビがお伝えしました。

 

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/06/10/atext1115301.html  (中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/萩野 映像編集/工)

 

トップページへ